不正アクセスから企業を守るファイアウォールの特徴

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ITIT・通信関連ファイアウォール

インターネットの急速な発展によって、企業の商品やサービスの多くがデジタル上に移りました。ネット上で事業を展開する上で注意しなければいけないことが、不正アクセスやウィルスなどサイバー攻撃を防ぐ仕組みです。大切な社員や顧客の個人情報や商品などの機密情報を守るために役立つのがファイアウォールです。ファイアウォールは、「防火壁」という意味で、ネットワーク上と企業回線やサーバーとの間に設置することで、アクセスがあった際に予め決められたルールに基づいて通して良い情報かどうかを判断する仕組みです。

外部からの不正アクセスだけではなく、社内から外部へアクセスする際にも危険なサイトへのアクセスを防止することで企業のネットワークを保護します。近年販売されている多くのパソコンには、初めからファイアウォールが搭載されているため個人のパソコンを守る分には十分ですが、企業内で使用するサーバーや業務システムなどのネットワーク全てを守るためには、ファイアウォールの導入は必要不可欠になります。ファイアウォールには主に3つの種類があり、柔軟な設定ができるため一般的に幅広く導入されている「パケットフィルタリング型」なりすましなどの不正アクセスに強い「アプリケーションゲートウェイ型」IPアドレスの偽造なども防ぐことができる、一番強固な「サーキットレベルゲートウェイ型」などがあります。警視庁による「令和3年のサイバー空間をめぐる脅威の情勢等」の資料によると、令和3年のサイバー犯罪の検挙率は過去最多を記録しているデータがあるため、年々サイバー犯罪が増加している傾向が見られます。

大切な企業の情報や知的財産を守るためにも不正アクセスやサイバー攻撃対策は大切です。

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